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世界人権宣言の第一条として、人間は自由であることを定義している
すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。
自由であると定義されている一方で、生活をしていると、一定の規則や義務があるのは事実。
それでは自由とはいえないのではないか?
確かに広い宇宙から見ると自由なのかもしれないが、集団生活をする社会の枠で捉えると、毎日、気を使いながら生きている。
・嫌いなこともしないといけない。
・学校に行き、仕事をしなければならない。
・我々は法の下に平等であるが、法に生かされている。
これでは「社会に縛られて奴隷になっている。ぜんぜん自由ではない」と考えてしまうかもしれません。
しかし、法律により整備されている故に、私たちの環境は生きやすい事も事実です。
人間は知恵がある動物で自分本位です。
もし法律がなかったら、人は見たいように見て、聞きたいように聞く。そして自分にメリットがある捉え方をする。
全国民がこのような状況では、争いが起こり国家は終わります。
自由とはなにか・・・
決められた規則や義務の中から、選択をしながら生きる事ができることが自由ということ。
これは人間に与えられた特権です。
人間以外の動物は、自然を謳歌して生きていますが、自然のいいなりとも言えます。
法律が窮屈で不必要と感じる方はいるかもしれませんが、自然のいいなりにならないように、人間は選択をして判断をしながら生きることができます。
私たちは間違いなく自由だ。
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