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[ノート]未来への期待が大きいと失敗する

未来の事を予測するのは難しい。

理由は未来というのは楽観視される傾向であるからである。

未来の事に費やす時間と、未来が現実になった時に費やす時間は、圧倒的に後者の方が多くなる。

未来を予想する時は、明るい未来を夢見て大きな期待値が入りこみ「こうすれば出来る」「こう対応すれば間違いない」と根拠が乏しいバイアスを知らずにかけてしまっている。

たとえば、未来予想時点では問題がないと考えていた事象が、現実になった時に問題が顕在化するケースが往々にしてあり、リカバリーする大量の時間が費やされる

人間は思い込みと先入観の生き物である

大きな未来は不確定要素が多い

未来への期待が大きいと、バイアスがかかる部分が増えてしまい、結果的に不確定要素の塊となってしまう。

バイアスを極力排除するには次のポイントを抑える必要がある。

大きな未来から小さな未来に細分化

10年先より1年先の未来を描いた方が、精度の高い未来予測ができる

小さな未来にすることで以下の効果が得られる。
・大きな未来がずれていないかチェックすることができる
・大きな未来に向けてズレを修正する
・大きな未来を忘れずに見失わない

未来への期待値を下げる

明るい未来を期待することは人間としての本能である。

しかし期待値が大きすぎると、努力をしたがその未来まで辿りつかなかったり途中で挫折したりする。

水泡に帰す。

これを回避するためには、未来への期待を一歩下げてみることだ。

目標とする未来には直ぐに到達できない。しかし小さな期待をクリアしていく事で、小さな期待は完了されて、いずれ大きな期待が満たされている。

まとめ

人間は思い込みと先入観の生き物であり、未来への期待にバイアスがのる。

小さな期待に細分化してクリアしていく事で、やがて目標とする未来に到達する。

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